万年筆の歴史

 羽根ペンって、見たことありますか?

映画なんかで見たことあるかな?あれですあれ。

文字通り、鳥の羽をむしって、ちょっと先を加工して、
使っていました。

ところが、折れやすく磨耗しやすかったんですね。
そこで、

鉄製のペン先の登場となります。

すると、今度はいちいちインクを付けるのがめんどくさい。

なんとかならんか。

ということで、1809年、イギリスのフォルシュが
軸の中にインクを貯めることが出来るペンを発明したのです。


万年筆の原型の登場です!


以後、ペン先や軸等で発明開発が進められたんですが・・・、
いかんせん、インクのボタ落ちやインクフローの悪さから
実用向きには、ほど遠かった。


 そして、そして・・。

1883年。アメリカのウォーターマンが、ついに現在の
すべての万年筆に使われている、毛細管現象を応用したペン芯を
発明したのです。


原型が誕生してから、約74年。
ついに、実用的に使える万年筆が誕生する事になります。


ちなみに、
日本に入ってきたのは、1884年(明治17年)だそうです。


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