インク補充法

インクの補充方法

万年筆の構造 インクの補充方法


インクの補充の仕方は、大きく分けて2種類あります。

一つが、吸入式。もう一つが、カートリッジ式。


 吸入式には、
コンバーターと呼ばれるものを使用する方法。
と、軸自体に吸入システムが内蔵された方法があります。

 軸自体に内蔵された方法としては、
モンブラン等でおなじみの、ピストン回転式。
古くはオノトに採用された、ブランジャー式(オノト式)。


その他
指でチューブを押して、インクを吸い込む、中押式。

中押式の発展形で、クレセント(三日月型の金属部品)を押して
吸入する、クレセントフィラー式。

レバーを起伏させることで、吸入させるレバーフィリング式。

尻軸にボタンがあり、そのボタンをノックする事で、吸入させる、
ボタンフィラー式が、あります。


 吸入式とカートリッジ式のいいところをとった、
コンバーターは、吸入システムだけを独立させたパーツです。


現在よく使われているのは、ピストン回転式と、中押し式。
大抵、カートリッジが使える万年筆は、このコンバーターも使えるように
なっています。

インクも色んなものが使え、また万年筆を洗浄する時にも
とても重宝します。

 カートリッジは、インクが入ったプラスチックの筒を首軸にセットすると、
先端に穴が開き、インクがペン芯に供給されるシステム。

最も、手軽で汚れる事も吸入式に比べると無いに等しい。

但し、コンバーターもカートリッジも、

メーカーごとにカートリッジの形状が違い、基本的には互換性はありません。


海外の物では、共通しているものもありますが、日本のメーカー3社は、完全に
互換性はありません。



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